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楽しい『イノちゃんコロッケ』作り

更新日:1月15日


オルターで、『バンジーのイノちゃんコロッケ』を販売させて頂くようになって半年が過ぎました。何度も買ってくださるリピーターさんもいらっしゃるとお聞きして、大変嬉しく、日々のコロッケ作りの励みになります。


バンジー一同感謝しております。



以前バンジーでは、数種類の内職をみんなで手分けしてやり、納期に間に合わせていました。「B型作業所で、これだけ大量の作業をこなせるのはバンジーさんだけですよ。」と、お褒めの言葉を頂戴したこともありました。利用者さんの作業能力とスピードはバンジーの最大の武器です。



この武器を引っ掲げて、バンジーのさらなる成長と利用者の工賃アップのため、オルター代表の発案で、猪肉入りコロッケ(イノちゃんコロッケ)作りがスタートしたのです。




最初は蒸したて熱々のジャガイモの皮をむくのも一苦労でした。コロッケの生地(タネ)を規定の重さに測り、丸めていく行程では大きさも形も不揃いでした。



フライヤーで揚げると衣がパンクして商品にならないと言われ、ガッカリしたこともありました。あーでもないこーでもないと皆で意見を出し合って何度も何度もコロッケ作りを練習しました。









コロッケ作りを通して既成の形ある作業から、自分たちで形を作っていく作業へと変わりつつあるバンジーです。今後の課題は販売品を増やし、さらに充実した楽しい作業場所づくりだと考えています。





コロッケ作りに関わっている利用者の声を下記からお届けします。



☆ I さん(40代男性)

当初「料理は絶対しない」と言っていましたが、今では真空パックの機械操作を覚え、料理することに対して少しずつ興味を持ち始めました。後片付けは、スタッフから一番頼りにされるまでになり、I さん自身も今一番自信がある分野だそうです。



☆ Oさん(30代女性)

毎日元気に通所できるようになりました。一日調理に加わるようになり、体力と自信がついたと喜んで作業してくれています。



☆ Tさん(40代男性)

「オルターに行ったからといって、気持ちに変化ができたわけではない」と冷静なTさん。バンジーだけで軽作業していた時は、暇な時間があれば買物に外出することが多かったのですが、オルターで調理に関わるようになってから暇な時間がなくなったそうです。調理場では緊張感があり、軽作業の時とは気の張り方が違うと言っています。



☆ Nさん(20代男性)

慣れない調理場所で時々大声を出してしまいます。玉ねぎむきと熱々のじゃがいもの皮むきは、調理部で一番早くて上手です。バンジー代表の山本が考案の○を描いた下敷きを使用して、丸めたタネを並べる作業も上手になりました。



☆ Uさん(40代女性)

最初は慣れない作業場所で不安だったけど、皆で作業していく中で、料理が楽しくなってきました。特に材料を切ったり炒めたりするのが好きになりました。皆が嫌いな洗い物も率先してやってくれています。



☆ Kさん(50代男性)

当初は洗い物担当でした。素早い動作ではないのですが、お願いした作業は絶対に嫌がらずとても丁寧にやってくれます。洗い物はピカピカになるまで拭いてくれます。今では洗い物以外の作業もしています。



☆ Hさん(20代女性)

コロッケ作りならどの行程もできるようになりました。フライヤーもできます。後輩に教えることもできます。料理が楽しくて仕方がないそうです。今後の目標は料理のレパートリーを増やしたいので、バンジーの製品をもっと増やしてほしいと思っています。







一歩ずつ前進していくバンジーの未来を、皆様どうぞ応援よろしくお願い申し上げます。

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